バッテリー増設カスタムについて

 

 

当店ではバッテリーの増設カスタムも行っております

これは例えば本体側のバッテリー容量が13Ahの車両に

外付けで同じ位の容量のバッテリーを接続して

航続距離を2倍に伸ばせるようなカスタムです

本体側のバッテリーが切れた際に

ケーブルを増設側のバッテリーに繋ぎ直します

 

ただバッテリー増設カスタムには

防水性能や走行安定性の低下という副作用があります

その為、当店では施工後のトラブルや事故防止の為

まずはデフォルトのバッテリーでお乗り頂き

ある程度車両に慣れて頂いてから

次のステップとして上記デメリットを考慮しても

やはり航続距離を伸ばしたいという方にのみ

ご相談のうえ施工を承らせて頂いております

 

また増設バッテリーには様々な容量があります

どのくらいの容量の増設が必要というのは

お客様の求める状況によって異なりますので

当店では基本的にお客様ご自身でバッテリーを

ご用意頂くという方式をとっております

 

これには下記の理由があります

当店が取り扱いをしているのは

車両メーカー指定の純正バッテリーのみですが

増設バッテリーは形状の制約がありませんので

様々なバッテリーにも比較的柔軟に対応できる為

アリエクスプレスなどのサイトで汎用のものを

かなりの安価で入手する事ができる為です

 

そこで当店ではバッテリー増設の為の

配線施工のみ承らせて頂き、バッテリーはお客様

ご自身でアリエクスプレス等でご調達頂いて

バッテリーの取付位置や収納方法等もお客様に

工夫して頂くという形を多くとっております

この方法ですと、かなり格安でバッテリーの

増設が可能になります

 

バッテリー増設の為の配線施工は

材料費工賃込12800円(税込)で承っております

この施工をした車両はバッテリー延長ケーブルを

車両本体に接続する事ができるようになりますので

延長ケーブルの先に増設バッテリーを接続すれば

バッテリーの増設完了です

 

バッテリーの価格ですが、純正バッテリーは

最近の物価や物流費の高騰の影響もあり

かなり費用がかかってしまいます

アリエクスプレスでの価格はこちらにて

ご確認ください

車両専用ではなく汎用バッテリーが安いのは

形状に制限がない為、メーカーが大量に生産できる

ということにあります

増設バッテリーにこれを使用するのは

費用面で非常にメリットが大きいです

選択するバッテリーは

①同じ電圧であること(48V、52Vなど)

②定格放流電流、最大放流電流値がなるべく高いもの

の2点が重要です(30A以上が目安)

コネクタタイプは「XT60」です

充電器付きのバッテリーもありますが

その際のコンセント形状は「USタイプ」です

ご不明な点はご質問いつでも承っております

 

上記の方法で汎用バッテリーを使用して

お客様ご自身でバッテリー増設を行う場合

重要になるのが、どこにバッテリーを増設するのか

という問題です

これもバッテリーのサイズやお客様の使用状況に

よってベストな選択が異なります

 

まず普段はあまり距離を乗らないが

時々長距離を乗ることがあるという方は

増設バッテリーを常に搭載する必要はありません

このような方は増設するバッテリーのサイズにも

よりますが、増設する時だけバッテリーを

リュックに背負ってしまったり、リュックを

車両のハンドルなどに取り付けるなどの

工夫をされているお客様が多くいらっしゃいます

このメリットは必要な時だけバッテリーを

つなぐので普段はノーマルの状態で乗れる事

増設バッテリーの収納に一般的なリュックなどを

用いる事で費用を最低限に抑えることができる

という事にあります

当店で一番お勧めするのはこの方法です

なぜなら電動キックボードは持ち運びやすさ等

機動性の高さが一番の特徴、売りでありますので

なるべく普段の装備は軽量、簡素であることが

望ましいという事からです

 

次に頻繁に長距離を乗られるという方

大容量の増設バッテリーを搭載して

常時キックボードに接続しておきたいという

折り畳みなどはあまりされずに通常のバイクの

ような運用を想定されている方です

そのような方の場合、バッテリーは大きく重く

なりますのでリュックに収納するのは

難しくなってしまいます

また常時接続しておきたいという場合は

増設バッテリーをケース等で車両自体に

しっかりと固定しておく方法があります

バッテリーケースはやはりこちらも

アリエクスプレス等で様々な種類、サイズの

ものが出ておりますので、増設バッテリーの

サイズに合わせて選んでみて下さい

設置場所はハンドルポスト、シートフレームの

どちらかである場合がほとんどです

重量のあるバッテリーをハンドルポストに

取り付けると走行時非常に不安定

なりますので注意が必要です

 

上記はお客様ご自身で行って頂く事が多いですが

もちろん当店で全ての作業を承る事も可能です

その場合、バッテリーはメーカー純正のものを

使用しそれに合わせてバッテリーケース等も

設置しますので、ご自身でされる場合に比べて

費用が2倍以上にもなってしまう事は

予めご了承頂けますようお願いいたします

【目安】例:48V20Ahバッテリー増設

〇増設用配線のみ当店で施工

→バッテリー代を含めた総費用 3~4万円程度

〇全て当店でご用意させて頂いた場合

→バッテリー代を含めた総費用 7~9万円程度

 

作業のご依頼、ご相談はこちらのフォームより

承っております